学歴による賃金差について語りたい
先程ヤフーでこのような記事を見かけました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170511-00010002-nikkeisty-bus_all
上記の記事をまとめると以下の2点になります。
①学歴による賃金差は客観的に見て存在する。
②レベルの高い大学を出た人ほど賃金は高い。
上の記事を読んで賃金の不公平さについて考えたことがあったので、今回は賃金の差の不公平さについて意見を述べていきたいと思います。
目次
- 高学歴卒が原則高賃金をもらう理由
- なぜ1に例外を設ける必要があるのか。
1.高学歴卒は原則なぜ高賃金をもらう権利があるのか?
実際、高学歴の人がたくさん給料を貰えるのは当然であると思います。
なぜなら彼らは問題発見力、問題解決力やプログラミングスキルを持っているのだから、仕事ができて当然であるからです。
また、特に有名大における高学歴卒は自分で今しなければならないことや、やってみたいことに自分から失敗を恐れずアプローチするわけで、そうした努力は実って当然であると考えることができます。
したがって筆者は彼らがたくさんの賃金を得ていることには原則批判をするつもりはありません。
②高学歴卒に認められる高賃金をもらう権利の例外
しかし筆者はここで原則と書きました。
一体なぜ原則と考えるのでしょうか?
なぜなら低学歴の貧困者がいる中で彼らだけが儲かる仕組みがあることは不公平であることから認めるべきではないからです。
実際、低学歴の人でもスキル(エンジニア、建設など)を持った人はたくさんいます。
現に日本でインフラ整備などのために低賃金で働いています。
さらに彼らも一生懸命努力してきています。
高学歴卒のように失敗しても道があるのではなく、失敗すれば道がない状況からです。
例えば、自分の居場所を作ろうと努力をしたり、スキルを身につけようと努力をしています。
資本主義とは努力をしたものは裕福になる。だから公平であることを目指しています。
したがって、高学歴卒と低学歴卒を賃金で区別するべきではありません。
しかし、それを実現することは既得権益の関係により難しい部分があります。
先程の意見も実現できないことを書くなという方がいるかもしれないことです。
だからこそ、筆者はまた別の機会にこの不平等がミクロではなくマクロで大きな影響を及ぼすのか書いていきたいと思っています。
しかし今回、この問題を取り上げたのは低学歴卒が高賃金をもらって当然であるという考えだけでなく、彼らにも高賃金をもらう資格があることを認知していただきたいと考えたからです。
そのため今回は既得権益の議論を抜きにして、学歴における賃金の不公平さを書くことに留めたいと考えています。
また、このような問題を取り上げる際にまた別の視点を含め、事例を分析する中で、賃金の不公平さについて述べたいと思っています。
本ブログをご覧下さいましてありがとうございました。